狩野永徳ブログ
- 2010.10.30 Saturday
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どうもこんにちは狩野永徳です。子供の頃から絵を描き続け、今では信長様のおかかえの絵師として仕事をさせて頂いています。それが高じて「狩野派」と呼ばれる絵師集団の代表者的な存在にもなりました。
障壁や屏風に絵を描くことが主で、中でも聚光院障壁画は私の自信作です。細やかなタッチで描かれた風景画はまさに日本文学の宝。我ながら素晴らしい絵を描いたものです。
ある日、信長様から「お前は人物を描かないのか?」と問われました。そういえば私は自然の中にある美しさばかりを描き続けていたので、人物は描いていませんでした。ふむ。この乱世を生きた武将たちを描くというのも悪くは無い。
その日から私は食事も睡眠もとらずに絵を描き続けました。信長様を含め、戦国の武将たちは全員素晴らしい人間です。生半可な気持ちでは描けません。何度日が沈んだでしょう。何度日が昇ったでしょう。私はそれさえ数える事を忘れ、無我夢中で描き続けました。そうして出来上がったのが、この絵です!

戦国武将を元にした学園もののラフ画です。何故この設定にしたかというと、腐女子にモテたいからです。