偉人メッセ【男を落とすモテ料理(女房)】

  • 2012.06.06 Wednesday
  • 00:00
紫式部です。だいぶ落ち着きました。嫌いな物はババア(清少納言)です。清少納言です。淑女代表と言われるアタクシです。和泉式部です!(*゚▽゚)ノキャハハバンバン


和泉式部の発言:
はーい☆それじゃあ女房懇親会やりまぁす! ヾ(^∇^)

紫式部 の発言:
え。いきなりなんですか?

清少納言 の発言:
何よ急に呼び出して

和泉式部の発言:
女房でありながらも文化人である我々!色々情報交換をしようと思いまして!
(`・∀・´)エッヘン!!

紫式部 の発言:
はぁ。

清少納言 の発言:
そう。

和泉式部の発言:
あれれ〜?あんまり乗り気じゃないのかな〜?

紫式部 の発言:
コナンか。

清少納言 の発言:
メンバーの問題よ。情報交換をするのは良いけれど、メンバーが悪いわ。

紫式部 の発言:
同感です。世代が違う人と話してもお互い良い情報を得られると思わないです。

清少納言 の発言:
いちいちカンに触る文化人気取りのクソ女。

紫式部 の発言:
更年期ですか?

和泉式部の発言:
ちょ、ちょっと待って下さい!良い情報が得られないとか、そんなことないです!何故なら今日の議題は「女子力勝負!男を落とすモテ料理」だからです!

紫式部 の発言:
すごく頭悪そうで良いですね。がぜん興味が湧いて来ました。

清少納言 の発言:
ホッホッホ。そういう議題なら大歓迎です。わたしの女子力は58万ですよ?

紫式部 の発言:
フリーザ様だ

和泉式部の発言:
わぁい!絶対みなさん乗ってきてくれると思っていました!!

清少納言 の発言:
和泉式部ちゃんは何かそういうのあるの?

和泉式部の発言:
ありますよぉ〜?あたしのモテ料理は〜・・・なんとっ!パエリアですっ!!

紫式部 の発言:
あー

清少納言 の発言:
あー

和泉式部の発言:
ヾ(゚0゚*)ノアレアレー?みなさんどうしたんですか?

紫式部 の発言:
ないですね。

清少納言 の発言:
ないわね。

和泉式部の発言:
え?なんで?どうしてですか?

紫式部 の発言:
今までパエリア見た男は「すごいねー!」って言ったでしょ?

和泉式部の発言:
はいっ!みんなすごい喜んでそう言ってくれました!!

紫式部 の発言:
そう言うしかないからね

清少納言 の発言:
そうね。他に感想出てこないから。

和泉式部の発言:
えっ?えっ?どういうことですか?

清少納言 の発言:
パエリアなんて作る女は家庭的じゃないし、見た目や流行に流されるタイプだって、バカな男だってわかるわ

紫式部 の発言:
ですね。とりあえず褒めときゃヤレますね。

和泉式部の発言:
えー!じゃあ清少納言さんはどうなんですか!(`Д´) ムキー!

清少納言 の発言:
そりゃ、肉じゃがよ

紫式部 の発言:
やっぱり。

清少納言 の発言:
やっぱりって何よ。男ってのは大体料理には母親の味を求めてるのよ。肉じゃが作っておけば安泰ってわけよ

和泉式部の発言:
なるほどー!φ(..)メモメモ

紫式部 の発言:
基本的に考え方古いですよね。仕方ないですけど。

清少納言 の発言:
なによ。じゃああんたはなんだって言うのよ

和泉式部の発言:
そうですよ!教えて下さいよ!奥義を!

紫式部 の発言:
塩です。

清少納言 の発言:
は?

和泉式部の発言:
ええー!!塩って、塩ですか!?

紫式部 の発言:
そうです。塩です。

清少納言 の発言:
ま、まさか・・・塩がなければ魚は生臭く、野菜は青臭い。どんな料理であろうと「塩」という脇役がなければ成り立たない。そこから主菜である殿方を助ける塩の役目を担う奥ゆかしい女であることを表現するということなのー!?紫式部・・・恐ろしい子!!

和泉式部の発言:
ええー!!そんな深い意味があるなんて!!すごいすごすぎる!!

紫式部 の発言:
いえ。単純にしょっぱいおかずのがご飯がすすむので。たいてい男はそういうのが好きですね。

清少納言 の発言:
あー。そうね。

和泉式部の発言:
あー。そうかも。









この3人のやり取りも載ってます。書籍版「偉人ブログ」絶賛発売中です。




織田信長ブログ【冷凍食品】

  • 2012.06.20 Wednesday
  • 20:26
飽きたら無理して続きを書かない!それが長生きの秘訣!!長生きしないけど!

クハハハハハハ!!信長である!!

全てのものを切り刻む我が刀、味わってみるか?こないだまで書いていたものは長いので一旦やめじゃ!!この戦闘のようにダラダラと長く続けていても面白くない。

第六天魔王自らが先陣を切り、敵将を斬り捨ててくれるわっ!!ブログの更新をしてからなっ!!



***



セックスをした後は味の濃いものが食べたくなるので、冷凍庫をゴソゴソと漁って、冷凍のボロネーゼをレンジに入れて、ターンテーブルが回るのをぼーっと眺める。ああまた、ヤってしまった。あたしは頭を掻きむしった。


再開は6年ぶりの高校の同窓会だった。
「濃ちゃん、久しぶり」
「・・・信長?・・・あんた、髪伸びたねー」
「久しぶりに会った感想それか」

それ以外何も言えなかった。だって信長、ものすごくカッコよくなってたから。ふざけんなよ。野球部で2番ショートの地味坊主だったじゃん。くそう。こんなイケメンになるとは、惜しいことしたぜ。

「濃ちゃんは変わってないね」

そう言いながら信長は奥側の椅子を引いてあたしを座らせて、自分はその向かいに座った。あんたは変わったね。昔はそんな気を遣える男じゃなかったけど。

信長とは高校の間付き合ってて、一緒に登下校したり、安いシルバーの指輪を贈り合ったり、親が旅行に出かけた隙に泊まったり、そんな普通の付き合いをしてた。結局は、真面目すぎる信長が重くなって別れたんだけど、まあ、それも今となっては良い思い出。

その時のイメージとは違って洗練されちゃってる信長を目の前にして、とりあえず何を話したらいいのかわからず、あたしはビールに手を伸ばす。それを察したのか信長は話題を振ってくれた。

「濃ちゃんは今、何してるの?」
「ん。普通。信長は?」
「まあ、俺も普通。野球部のある会社に就職して、働きながら野球やってる」
「なにあんたまだ野球やってんの?」

見た目も態度も変わっちゃった昔の恋人がまだあの頃と同じように野球をやってるのが、なんか嬉しかった。ので、つい、飲み過ぎた。気がついたら朝で、信長の部屋のベッドに居た。

「あー。」
「おはよう、濃ちゃん。」
「あー・・・ヤッた?」
「覚えてないのかよ」
「あはは。いやー。その、ね。」
「じゃあ、もう一回」
「ちょ!待っ!」

・・・待っ!たなくていいか。
別に今、彼氏がいるわけじゃないし。一回り大きくなった信長の背中を触りながら、そのまま身を委ねる。さすがに高校3年間、猿みたいにセックスをしていただけあって、信長はあたしのいいところをわかってる。

心地良い愛撫と、たまに耳元で囁く言葉。あと、結構久しぶりのセックスだったので、ちょっと乱れた。


「濃ちゃん、また会える?」
「あー。うん。会えるよ。」
「そっか。じゃあ連絡先教えて」
「いーよ。てかあんた、彼女とかいんの?」
「うん。いるよ」

いるのかよ!

いるのかよいるのかよいるのかよ!!馬鹿か!馬鹿かコイツ!あの純朴だった野球少年はどこ行った!どこまで女慣れしてんだよ!!あー!あー!クソっ!クソか!あたしもう24だよ?それなのにセックスフレンドか!ああんアホな女。誰がまた会ってやるか。ひっぱたいてオシマイだよ馬鹿野郎。


というわけで、それから2ヶ月くらい関係を続けています。


いや、違うんです。いや、ちがくないんだけど。あのー、良かったんです。セックスが。ちょうどあたし彼氏も居ないし、寂しい時くらい、ね。週に一度くらい会って、ごはん食べて、セックスして、夜に自分の家に帰って、小腹が減って冷凍食品食べて。

そう思うと、信長は冷凍食品みたいなものだ。いつでも簡単にあの頃の気持ちを思い出させてくれる。耳元で囁く言葉も、あの頃と同じ。かわいい。きれいだ。好きだよ。レンジで温めてそのまま出してくれる。

ボロネーゼは解凍がうまく行かなかったみたいで真ん中の辺りはまだ凍ってた。まあ、でも、とりあえず小腹だし。いっか。

でも。ボロネーゼの真ん中をフォークでガシガシやりながら考える。まあ、いっかって、この考えがダメだな。

冷凍食品ばっか食べてると怠け癖がついていけない。ちゃんとした料理して食べようって気持ちがなくなっちゃう。これは良くない。そうだな。やめよう。

あたしはもう電車もないからタクシーで信長の家に行った。多分彼女と一緒だろうけど、知るもんか。やめだやめだ!盛大にやめて、冷凍食品も全部捨ててちゃんとした料理食うんだ!

「どしたのこんな時間に!忘れ物?言ってくれたら届けたのに」

信長は普通に出た。

「ん。ちょっと。」
「上がる?」
「うん。上がるわ」

信長は彼女とは一緒じゃなかったけど、部屋入った瞬間にさっきまではなかった写真立てをパタンと伏せた。はいはい。彼女との写真ですか。はいオッケー決心つきました。

「ええと、もうやめようと思って」
「なにを?」
「この関係を。」
「え?なんで?」

この期に及んで、ですよ。こういう時に男ってのはこういう風に言うんですよ。ビックリですよ。なんでじゃねえよ。誰が望んでセックスフレンドやってると思ってんだよ。

「なんでじゃねえよ。誰が望んでセックスフレンドやってると思ってんだよ」

普通に声に出してた。まあいいや、最後くらい爆発しちゃおう。

「昔の感じに流されて寝ちゃったあたしも悪い。そりゃ認めるよ。でもこの関係が良いだなんて思うはずないだろが!」

部屋を見回してさっきまでなかったものその2。アクセサリー入れ。

「大体な、セックスフレンドが来る時だけ彼女との品を隠すなんてみみっちいんだよ!このアクセサリー入れの指輪!彼女との思い出の品ですか!?この写真立て!彼女と旅行に行った写真ですか!?なめんな!!」

そう言って指輪と写真立てを投げつけてやろうと手に持ったら、それは高校の時にあたしが渡した指輪と、高校の時のふたりの写真だった。

「・・・ハ?」

写真立てを振りかぶったまま、とりあえず今出せる最長の疑問文を絞り出した。

「・・・ごめん」
「ハ?」
「濃ちゃんのこと、そんなに傷つけてたなんて、ごめんな」
「いや、そうじゃなくて、ハ?」
「え?」
「いや、ナニコレ。指輪。写真。ナニコレ?」
「それは二人の思い出の」
「ハイソウデスネ。なんでそれがここにあるのですか?」
「いや、そりゃ、俺のだから」
「そういう意味じゃなくて、こんなの普通置いてたら彼女に怒られるでしょ」
「彼女、いないんだ」
「ア?」

全く意味がわからない。

「あんた何言ってんの?」
「だから、彼女はいないんです」

信長はすでに敬語だ。

「なんでそんな嘘つくの」
「だって濃ちゃん、重い男、嫌だろ?」
「どういう意味?」
「別れる時、そう言っただろ?でも俺、それからもずっと、濃ちゃんのこと忘れられなくて」
「重っ!!」

正座までしてあたしのことを見上げる信長。子犬か。あたしはため息をついて信長の前に座る。

「あんたね。バカね。何も変わってないじゃん。無理することなんてなかったのに」

あたしは信長のおでこにキスをした。

「じゃあ、またやり直してくれるのかな?」
「そうね。」

あたしはベッドを見て、それからキッチンの方に目を向けた。


「とりあえず、何か味の濃い食べ物ある?」


今日はとびきり、味の濃いものが食べたくなるだろうから。




***


クハハハハハハ!!食べ物の話を書いていたら腹が減ってきたぞ!敵将も切り捨てたことだし、つけ麺でも食いに行くか!!わしは熱盛りで!!







書籍版「偉人ブログ」絶版中!

和泉式部ブログ

  • 2012.06.27 Wednesday
  • 00:00
和泉式部は可愛いものとフレーバーティーがだ〜いすき☆


おはゆ☆


和泉式部でぇ〜す☆☆☆
みなさんぉ元気ですかぁ〜(^-^*)/


ぁたしは今日もダァとラブラブでぇ〜す(*⌒∇⌒*)テヘ♪


それでね、こないだダァと一緒に同級生のお友達のおうちに遊びに行ったの〜
その友達わ最近子供産んだんだけど、すっっっっっっっっごく可愛かった(*^▽^*)


ちょっと結婚早すぎって思ったけどね・・・
アタシモソロソロ・・・( ̄ー ̄)ニヤリ


でもその子の名前、すっごく可愛いんだよぉ〜?
愛理って書いて「らぶりー」って読むの☆可愛くない?可愛くない??o(^▽^)o


もーホントキラキラしてて可愛かった〜ヤバかった〜☆
矢場とん! キャハハ(≧∀≦))ノ彡★バンバン


やっぱり子供の名前は可愛いのつけないとね!子供って可愛いから☆
え?あたしが名前を付けるとしたら?んんん〜・・・




把瑠都、かなぁ。







書籍版「偉人ブログ」絶版中!

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